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難波啓一 先生 
(大阪大学大学院・生命機能研究科)
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labo/09a.html


 
廣川信隆 先生
(東京大学大学院・医学系研究科)
http://cb.m.u-tokyo.ac.jp/index.html
  

 
藤吉好則 先生
(京都大学大学院・理学研究科) 
http://em.biophys.kyoto-u.ac.jp/




(五十音順)

神経活動や生理現象の根底を成すイオンチャネルの存在に衝撃を受けた。

微生物がべん毛を使って動き回る姿に感動した。

細胞内で合成されたものがどのように目的の場所へ
輸送されるか不思議に思った。

 これら一見神秘的な生命現象を紐解くと、そこには分子機械として動き、働くタンパク質が存在し、人工機械では再現不可能なほど巧妙な制御機構を備えている。私達が小さい頃、ラジオや時計を分解してその仕組みを知ろうとしたように、今世界中の研究者が細胞をタンパク質という素子に分解し、その機能を構造変化という観点から解明しようとしている。
 そして現在、測定技術の向上と共に多くのタンパク質の構造が解かれ、過去の膨大な科学的知見に新たな方向性を見出している。タンパク質がイラストで描かれていた時代から、1次・2次・3次構造が解き明かされ、今まさにタンパク質が動き出そうとしている。小さな小さなタンパク質の小さな小さな動き、更にその動きが生み出す多種多様な機能を理解する試みは、近々全盛期を迎えるように思える。
 今回お呼びした3人の先生方は、独自の切り口でタンパク質の構造と機能を結びつけ、世界のトップを走り続けておられます。このような著名な先生方が一堂に会するメインシンポジウムを企画できたのは若手の会ならではで、その楽しさ・面白さは、35年ぶりに日本で開催されている愛知万博を凌ぐものになると感じております。
 
さあみなさん、「タンパク・万博」であなたの好きな世界を旅してはいかが?
     
         オーガナイザー
第45回 生物物理若手の会夏の学校 校長 豊田正嗣